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2013年12月28日

年の瀬

私くらいの年齢になると、1年が過ぎ去るのは速いものだ

ああもう年の瀬か、毎年この感慨をくり返しつつ、また暮れてゆく

                                              

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今年新たな旅に出て 新たな山に 心は震えた

感受性を研ぎ澄ませつつ いつも何かを求めて生きたい

                                               

そう思った1年であったことを感謝して

                                               

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森に分け入り 見ることを許された自然の精の数々

そのことに感謝して

                                              

また 新たな出会いによって新しい友を得られたこと

そのことにも喜び

                                              
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秋 細切れな時間しか取れないものの 新たな読書を始めた

思想や評論  こういったものを開くと  

いつまでも学ばなければと思う

自分の人生を、自分の足で歩くため

                                              

まわりのすべてに感謝しながら 新しい年を迎えられることを

仕合せなことだと思いつつ  

1年が終わりゆく


                                                    

真砂なす 数なき星のその中に 我にむかひて光る星あり

                        (正岡 子規)

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新たな年に 多くの希望をいだいて 今日も眠ろう

2013年12月14日

街なかの秋

仕事帰りに公園を通ると、ずらりと並んだ桜並木が色づいていた。

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ここでは赤く

                                             

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ここでは黄色く

                                             

春には花見で華やぐ場所に、今日はひそとした初冬の陽が差している。

クリスマスや年末のにぎわいには少し早く、さわやかな秋も去った半端な時期。

                                              

並木を通り抜けて、ひとり大道芸の練習をする青年を見た。

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近づくと気が散るだろう。 離れて見ている。

ピンク色のまりのようなものを、空中に投げ上げて紐であやつる。

ふわっと上がったピンク色が、紅葉を背景に浮いては沈む。

どんな場所でこの芸を披露するのだろうか。 

静かな夕方のとき、見ている私と青年ひとり。

                                                 

街の中の公園にも、季節は過ぎてゆく。

                                                  

もうじき終わる一年を前に、今年自分は何をしたろうと、問いかけてみる。

少しでも進歩があっただろうか。

少しでもあったとしたら、それ以上嬉しいことはないのだが。

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