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ベルサイユのばら

宝塚に、娘から招待された。

演目は、ベルサイユのばら。超人気演目で、チケットをとるのは至難のわざだったらしい。

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新幹線で早朝発。 11時の開演に滑り込む。

「ベルサイユのばら」 これは、むかし一世を風靡していた人気漫画であったが、私はまったく

少女漫画というものに興味がなくて、一度も見てない。

そこからして、私にとって宝塚なるものは縁の遠いもの。大丈夫なのかなー

                                                   

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カーテンも、ピンクがいっぱいで、ベタベタに少女チック。

しかし始まると、これがなかなかすごい。

                                                 

青春を歌劇に捧げた乙女たち。 おそらくは、世間からもかなり隔絶されて、練習一筋で

やってきたに違いない。

見ていると、彼女たちの懸命さや健気さが伝わってきて、感動。

もちろん、歌や踊りの水準は高く、そして、若さ溢れる豪華な舞台。

非日常、それそのものの素晴らしさ。

トップスターになるのは、ほんの一握り。 そこを目指して精進して、今は脇役に甘んじる

多くの人たち。

そういったことが、感動をさらに高める。 普通の演劇にはない味がする。

                                                    


終わると疲れを感じるほど、舞台に感情移入していた。

トップスターには、素晴らしい「花」があった。

そして、自分が宝塚に感動するってことに、さらなる感動があった。

                                                    

帰宅した翌朝。

通勤途中で、カモの死骸を見つける。

途端に、好奇心と探究心がわきおこり、バッグからスマホを出して撮影。

血まみれではあるが、きれいに食べられており、頭は残る。

散らばった羽を何枚か、ポケットに入れる。
 
あとで図鑑で調べよう。

さあいったい、カモを襲って食べたのは何だろう? どんなタカ? わくわく。

                                                    

ベルサイユのばらに感動するのと、カモの死骸にワクワクするのと。

どちらも同じ私。 

ちょっとフシギかも。

                                                 

ああそれから、大阪城もなかなかよかったし

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梅が、早くも咲いていた。

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