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2013年01月11日

十日恵比寿

新年会のあと、十日恵比寿へみんなで行った。

夜の参道に、驚くべきことに数百メートルの列がえんえんと続いている。

「これは福引の列?」

「いやいや、お参りの列です」  

エエ―ッ

                                                

昼間来るのとは違って、夜は賑やかさと情緒に溢れている。

仲間と一緒なのもよい。

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福笹を持つ善男善女でいっぱい、通るのがたいへん。

                                            

お堂に上がってお祓いを受けようと、申し込みをする。

すべて、並ぶ 並ぶ。たいへん。

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受付で願い札を書いてもらうが、若い女の子が、毛筆で一字一字丁寧に書いてくれる。

「筆ペンで書くと怒られるんです。お宮なのに何だって。」

書道をやってるの?

「ハイ、教育大の書道科在籍です」

にっこり笑う顔が初々しい。

                                                    

お祓いの番が来るまで、テントの中で待つ。

火鉢に炭がいけてあり、わずかな暖かさと炭の匂いと。 

赤い炭がほろほろと燃えている。

                                                      

すぐに番がやってきて、お堂の左手から登ってゆく。

大勢が座って低頭するうち、祝詞とともに白い御幣がシュッシュッと頭の上で舞う。

勿論、見えないけど。

次は巫女さんが鈴を振って、リンリンと清めてくれておしまい。

終わって出て行きながら、「あの巫女さん、美人だったね」

やっぱり。言うと思った。 お祓いはもっと厳粛に受けなさいよ。

                                              


さて、福引である。

十日恵比寿に来るのは、ほとんどこのため。

                                              

熊手を貰って、意気揚々と帰る。

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店のカウンターに飾ってもらったが、横向きに寝せてある。

箒を立てるのはお客様に失礼と思って、気を使ったと見た。

                                            

反対側には、お客様に貰った大うちわ。 これも恵比寿くじの賞品である。

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今年も良い仕事ができますように、パンパン。