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2013年02月17日

身体を動かそう

郊外に出ると、ツバメが来ていた。

動物の世界にはもう、春が来つつある。

                                                  

嬉しくなって、手近の山に登ってみた。

往復1時間半ほどで、たいした山ともいえないが、最近の私にはピッタリかも。

                                                   

登りはすぐに終わり、あとは稜線をとろとろ行くのんびり道。

小鳥たちもペアリングを始めており、2羽で木の間を行き来して楽しそう。

                                                   

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頂上の大木に、威厳を感じる。

この前来たときには、赤い椿の花がこぼれ落ちていたが。 そう思って探すが見当たらない。

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まだ時期が早いとみえ、ようやく咲き始めたのを一つ見たのみ。

                                               

春はまだ浅いのだ。でも、この時期が何より好き。

                                                

時計を見て急ぎ帰る。

午後は大濠公園でジョギングの会だった。行かないと怒られるから。

着いたら、数人で走り出すところ。

おお遅いぞ、あんたも走れ!

私はヒザが痛いから走るのはやめている。 競歩式で早あし。

                                                  

1周したところで、先行した組はもう歩いている。

お先に。 抜いて歩く歩く。

お濠のカモたちもずいぶんと減った。 

カモメがあちこちでエサを貰っていて、うららかな日差しに、白い姿が優美である。

                                                  

2周で4キロ、36分。 2周目もタイムは縮まなかった、残念。

1時間後に飲み会というので、家へ帰って着替える事に。

往復3キロ。 山と合わせて何キロ歩いたか。9キロは確実。

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焼き鳥で1杯。 まっすぐ帰ればいいものを、誘いに乗ってカラオケで騒ぐ。

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何曲歌ったか覚えていないが、高音があちこちで出なかったのだけ記憶。

                                                    

たくさん歩いた上、歌ってさらに健康的。

朝までぐっすり眠った。 

身体はやっぱり、動かさなくっちゃ。

2013年02月04日

ベルサイユのばら

宝塚に、娘から招待された。

演目は、ベルサイユのばら。超人気演目で、チケットをとるのは至難のわざだったらしい。

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新幹線で早朝発。 11時の開演に滑り込む。

「ベルサイユのばら」 これは、むかし一世を風靡していた人気漫画であったが、私はまったく

少女漫画というものに興味がなくて、一度も見てない。

そこからして、私にとって宝塚なるものは縁の遠いもの。大丈夫なのかなー

                                                   

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カーテンも、ピンクがいっぱいで、ベタベタに少女チック。

しかし始まると、これがなかなかすごい。

                                                 

青春を歌劇に捧げた乙女たち。 おそらくは、世間からもかなり隔絶されて、練習一筋で

やってきたに違いない。

見ていると、彼女たちの懸命さや健気さが伝わってきて、感動。

もちろん、歌や踊りの水準は高く、そして、若さ溢れる豪華な舞台。

非日常、それそのものの素晴らしさ。

トップスターになるのは、ほんの一握り。 そこを目指して精進して、今は脇役に甘んじる

多くの人たち。

そういったことが、感動をさらに高める。 普通の演劇にはない味がする。

                                                    


終わると疲れを感じるほど、舞台に感情移入していた。

トップスターには、素晴らしい「花」があった。

そして、自分が宝塚に感動するってことに、さらなる感動があった。

                                                    

帰宅した翌朝。

通勤途中で、カモの死骸を見つける。

途端に、好奇心と探究心がわきおこり、バッグからスマホを出して撮影。

血まみれではあるが、きれいに食べられており、頭は残る。

散らばった羽を何枚か、ポケットに入れる。
 
あとで図鑑で調べよう。

さあいったい、カモを襲って食べたのは何だろう? どんなタカ? わくわく。

                                                    

ベルサイユのばらに感動するのと、カモの死骸にワクワクするのと。

どちらも同じ私。 

ちょっとフシギかも。

                                                 

ああそれから、大阪城もなかなかよかったし

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梅が、早くも咲いていた。

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