冬到来
急に冷え込んだ。
忘年会・出張と続き、疲れ気味の日曜日。
予報は雪マークだし、休息をとりつつ年賀状でも作ろうと計画。
ゆっくりと起きてまずは道の駅へ買い物に。
帰宅したら久しぶりに昼食を作って、その後はデスクワークをしよう。
みぞれの中を走行中、鳥仲間からのメール来る。
虫が動く。
花と野菜を買い込んだあと、ちょっと回って田んぼを見にゆく。
今季はちっともタカに会えないのだ。 もう何ヶ月も腐り気味。
田んぼ道へ入ると、黄色いカワラヒワの大群がチリチリ言いながら飛び立つ。
今年は小鳥が多い。
と、群れを猛スピードで追い回すものあり。
ワー出た出た出たぁ― ハヤブサだ!
たちまち飛び去る。
気を良くして、更に探索。
今度は赤い、アトリの群れ。
いっせいに飛び立ち、大群となる。
先ほどのハヤブサがまたやってきた。 アトリ逃げ回り、ハヤブサ失敗す。
久しぶりで鳥運戻るか?
次はチョウゲンボウの美しい雄に会う。
近くからでも逃げない。 きっと今日の強風のせい。
すっかり気を良くして、鳥友の誘いに乗ることに。 そう、遠出だー
毎年毎年見にゆく、チュウヒのねぐらへ。
V字型に翼を広げたチュウヒが、夕焼け空の彼方から現れて、静かに葦原へ沈む場所。
ここが本当に好き。
冬の私の、隠れ場所。
脚を出して着地するチュウヒ。
人の顔のような、面白いチュウヒの顔。 これも好き。
かくて、昼食も年賀状もフイとなる。
まあいいさ。