<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>福岡の翡翠堂メガネサロン　酒井喜美子の「とーく＆とーく」</title>
      <link>http://www.hisuido.com/talk/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Sat, 31 Jul 2010 16:20:20 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/?v=3.2-ja-2</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>町なかの鳥たち</title>
         <description><![CDATA[中洲の大通り沿いに、ホームレスと思われるおじさんがいます。

新顔ですが、動物好きらしく、スズメにパンをやります。

灰皿だったものか、15センチ角ほどの皿がエサ箱、パンくずを置いてある。


最初はこわごわだったスズメたちも、この頃では恐れ気なく、

寝ているおじさんの足の近くでパンをつついている。


梅雨の大雨が続いたあと、何日もえさを取れなかったであろうスズメたちが

おじさんのエサ箱を覗きにきますが、おじさんもどこかに避難中、不在です。


カラスまで覗きに来る。


町なかの鳥たちは、もっぱら人間の出すゴミから食糧を調達しているのです。

銀行の帰り道、気になるエサ箱を見ると、おやスズメがたかっている。


ようやくおじさん帰宅。早速にパンを与えたようです。

傍を通る通行人もなんのその、数羽が入れ替わり立ち代りでパンをくわえては飛び去っていく。


川向こうからもひっきりなしに新たなスズメが飛んでくる。

情報網が張り巡らされているようです。


昼食しながら空を見上げて、思いがけずハヤブサを見たこともあります。

上空を旋回して獲物探し。


町にいるドバトやムクドリを狙っているのでしょうか。

時には、カラスに追われてビルの上を飛んでいく姿も見るし。


カラスにエサやりするおばさんも居ます。

自転車でやってくると、カラスが群がる。

カゴからパンを取り出し、ばらまくとカラス大喜び。


あんまり栄養をつけると増えすぎて、街路樹に営巣する小鳥のヒナが襲われるんだけどなー


暑い中も、町なかの鳥たちは元気に生きている。


7月も終わり。

ああ、あと半月は酷暑が続く。

早くも、涼しい秋を待ちわびるこの頃です。

<img alt="syouzyoutonnbo.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/syouzyoutonnbo.jpg" width="400" height="277" />








]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/07/post_61.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/07/post_61.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 31 Jul 2010 16:20:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>梅雨の候</title>
         <description><![CDATA[季節の過ぎ行くのは早いもの、しとしとと長雨の続く日々となりました。

かあっと太陽が照りつける真夏の前に配置された、緑が映える梅雨の候。

決して嫌いな時期ではありません。


博多駅には早くも七夕の笹が立てられ、「どうぞ願い事をお書き下さい」と短冊も添えられている。

一つ一つ見ると、やっぱり若いひとの筆跡が多く

「就活がうまくいきますように」「○○ちゃんと結婚できますように」といったものが

あるのは思ったとおり。


でも、意外に？みなさん心が広く、「口てい疫が収まりますように」

「平和な世界が来ますように」

更に「ここに書いてあるみんなの願い事が叶いますように」には感心してしまいます。

これを書くには、荷物を置いて手を空け、短冊の下に何か台になるものを当ててから

書く、といった手間がいる筈。

そこまでして他人のための願い事を書くということは、私には思いつかないことでした。


人の優しさに触れるとほんわか嬉しい気分になる。


車窓から見る雨の景色もひとしお胸に沁みて、心の重心が下がり落ち着いた気分。

どの田にもうす緑の小さな稲がずらりと並び、黒い水面に雨が落ちる。

雨具を着て稲を植える人は、育ちの悪いところを補充しているのでしょうか？


田植え後の美しい風景には、細く落ちる小雨が似合う。

山の木々も雨に濡れ、美しい緑を見せて柔らかに連なる。



時は小昼。


雨もまた良し。


仕事の合間に見る田園風景に心癒されて、ああ幸せだと思えることに感謝する。


私の生まれた国、日本は美しい。

<img alt="ame_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/ame_R.jpg" width="400" height="273" />













]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/06/post_60.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/06/post_60.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 26 Jun 2010 22:54:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Ｔさんを悼む</title>
         <description><![CDATA[久しぶりに山道を歩いていると携帯が鳴ります。

リュックから出すあいだに鳴り止むかと危ぶんだけど鳴り止まない。


おや、Ｔさんからだ、珍しい。

出ると女性の声で、「私Ｔの家内です」と言われる。


悪い予感。

思ったとおり、「先週Ｔが亡くなったんです」と続く。


体調が悪そうなのは察していました。でも、そこまでとは。



Ｔさんはバードウォッチングの先輩です。

お会いしたことは数回しかないけれど心通うものがあり、メールでのお付き合いをここ数年

続けていました。


9歳の頃からの鳥好きだということで、何か分らない鳥の写真を撮ったときには教わる、という

やり取りの中にも、とにかく鳥がお好きなのが伝わりました。


「酒井さんのことはよく主人から聞いていました」と言われるのに、

「ああ仲の良いご夫婦だったんだ」と思うまもなく、電話の向こうの奥さんの声がたちまち

涙声になってゆきます。


4月の下旬、「南公園に行こうと思います」という携帯メールを頂いたのが最後でしたが

「結局駐車場がいっぱいで、帰って来ました。そして次の日の夜倒れて、1ヶ月の闘病のあと

亡くなったんです。かわいそうでした。」と仰る。


Ｔさんは、特にクマタカに詳しい方でした。

調査員として時々山に数週間入っておられたけれど、詳しいことは種を守るため秘密だろうと

私も遠慮して聞きませんでした。


でも今年のはじめ、「来年繁殖をする場所へヒナを見に連れて行ってあげる」という約束を

もらったのです。

ああ、果たされないままＴさんは亡くなってしまわれた。


奥さんのお話を聞くと、「まだやりたいことがたくさんある。5年10年は生きていたい」と

言われていたとか。

「鳥の写真がたくさん出てきたんです。私が言うのもなんだけど、とってもきれいに

撮ってるんですよ。こんなに一生懸命にやってたのかと思って」と。



お礼と共に電話を切ったあと、だんだんにあの約束をされた背景が思われて

悲しくなってきました。


ピークまで登る気も失せて、下山します。


途中珍しくジュウイチの声。

荷物を降ろして耳を澄ませながら、「白い百合を送ろう」と思います。

男性ではあっても、白い百合が似合う方だったような気がする。


「儚いものですね」という奥さんの声がまだ耳に残る。


そう、この世ははかないものなのでしょう。


Ｔさん、あそこかな、と思ってる場所へ来年行って見ようと思います。

クマタカのヒナがもし見れたら、貴方の導きだと思います。


ハヤブサ。オスだと思ったこの写真を「これはメスです」と言われて識別できるようになりたい

という意思が生まれました。

<img alt="hayabusa.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/hayabusa.jpg" width="400" height="277" />


その後勉強して、ようやく多少分ってきました。

これはメス

<img alt="mesu.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/mesu.jpg" width="400" height="273" />


これはオス。

<img alt="osu.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/osu.jpg" width="400" height="266" />


感謝しております。どうぞ安らかに。そして、残されたご家族の悲しみが早く癒えますように。








]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/06/post_59.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/06/post_59.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 05 Jun 2010 18:19:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>上質なもの</title>
         <description><![CDATA[季節の変わり目、風邪を引いて長いことグズグズしました。

痛むノドにやさしい食べ物をと思い、珍しくホテルのレストランへ。


いつもはチープに済ませるランチですが、おいしいスープが飲みたい。

歩いて5分、でもいつもは敷居が高くてあまり行きません。


案内された席で、レストランの名前にもなっている椿の植え込みをボンヤリ見ていると

メニューが運ばれます。

「風邪を引いててね、おいしいポタージュが飲みたいんだけど何かあります？」

「メニューにある暖かいものはコーンスープなんですが、他にできるか聞いて参りますね」と

ウェイトレスが引っ込む。


やがて戻って、「ごぼうのポタージュでしたらできるそうですが」

「え、食べたことないけどどんなの？」

「私はとっても好きなんですが、ごぼうの香りがプンとして美味しいですよ」


お勧めに従ってそれにします。

あとはハーフサイズのパスタ。

「サラダがついておりますが、お風邪でしたら温野菜にしましょうか？」と心遣いが嬉しい。


運ばれたごぼうのスープは絶品でした。

「うわ、美味しい！」

「有り難うございます」と言いながら、コップの冷水もいつの間にか暖かいお茶に

替えられている。

風邪引きには嬉しいサービス、何も言わずにやってくれるところがまた良い。


満足して食事を終える頃、キャプテンと名札のついたウェイターもやってきて

にこやかに「お味はいかがでしたか？」

「ごぼうのスープがお気に入りでしたらまたおいでください。メニューにはなくても

おっしゃって頂ければ、ほかのものもお作りできると思いますから」


身体の調子が悪いときって、優しい言葉と心遣いが身に沁みますよね。

安いものが全盛の世の中、値段の追求をすることが多いのですが、

上質なサービスに久しぶりに触れて、これはやっぱりいいものだと認識を新たにしました。



安くて良い物は勿論いいのですが、心地よいサービスにそれなりの対価を払うのは

当然だということを改めて感じたのです。


あたふたと過ごすうち、季節ははやくも巡ります。

風邪もどうにか治り、さて行動の季節が近い。


福岡の5月は夏の香りに満ち充ちています。




<img alt="_DSC3338a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC3338a_R.jpg" width="400" height="282" />






]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/05/post_58.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/05/post_58.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 21 May 2010 20:45:34 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>体調管理してます</title>
         <description><![CDATA[４月も半ば、そろそろ苦手な夏が近く、今年は早めに体調を管理してみようと思い立ちました。



ちょっと食事のパターンを変えてみる。

朝しっかり食べるのは以前どおり。ここで、生の野菜をサラダにしてたくさん食べる。

体質的に生野菜の摂りすぎはよくないと避けていたのですが、ためしにやってみようと。

ブロッコリーとかアスパラも生で。慣れると茹でたのが気抜けした味と感じ始めました。

人参・キノコ類・タマネギと盛りだくさんに。

「動物は生で食べている。生食は身体によいはずだ」という説に共感したので。


昼もちゃんと食べますが、夕食はつとめて軽く。肉は減らしました。

「肉食だと攻撃的になり穀物野菜中心だと温厚になる」私の好きな鳥たちは、その通り。

肉食の猛禽とそうでない小鳥たちの例からも、食べものが性格を形造るのかもしれない。



そして８時すぎに帰宅する日は、食べずに就寝。慣れるとけっこうやれるものです。

「腹八分目に医者いらず」ですから。


かれこれひと月近くなりますが、体調は今のところ上々。

夕食を軽くして早く寝ると、翌朝の目覚めがとても良い。



早朝、近くの公園まで散歩するゆとりができました。


もともと、風邪を引きそうなときに食事を少な目にすると大事に至らず治る、という経験が

あるのです。食べすぎは良くないに違いない。


夏場はいつも、青息吐息に近いものがあるのです。

今年はなんとか無事に切り抜けたい。


さて、どうなりますことやら。




＊日曜日に霧のため池を通ると、水墨画のようでとっても素敵でした。

<img alt="_DSC2746b_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2746b_R.jpg" width="400" height="269" />

　霧が晴れるとこの通り、別の場所みたいです。ちょっとアングルは違ってますが。

<img alt="_DSC2756a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2756a_R.jpg" width="400" height="280" />

　昔からずっと好きな、菜の花とダイコンの花の取り合わせ。

<img alt="_DSC2769a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2769a_R.jpg" width="400" height="262" />










]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/04/post_57.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/04/post_57.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 13 Apr 2010 20:16:54 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>うつくしき春</title>
         <description><![CDATA[春よ来い、かく願いしは何時（いつ）なりき

ふと気づけば春のただ中


３月忘れ雪、遠山に白き飾りすれど

<img alt="_DSC2050a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2050a_R.jpg" width="400" height="274" />

陽にあわく融け　水と流るる

きけ　春の音（おと）を


<img alt="yukidoke.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/yukidoke.jpg" width="400" height="266" />



大陸にのぞむ海ぎわに　渡り鳥きて

いつ渡らんと思案顔す

<img alt="_DSC2065a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2065a_R.jpg" width="400" height="267" />


野に咲く花のいろは　白　黄　桃色

めじろ来て櫻にぎわす

春は開かん　

<img alt="sakurameziro.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/sakurameziro.jpg" width="400" height="264" />


枯れ木のごとき茂み　少し色みて「ぼう」としたり

若葉いまだ萌えず、されど春を感ずるか

<img alt="_DSC2214a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2214a_R.jpg" width="400" height="266" />

白き梢は色をはらみ、陽へと伸ぶ

<img alt="_DSC2221a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2221a_R.jpg" width="400" height="271" />


ああ自然、などかくも美しきか　

春来るたび、言葉なく眺むるのみ








]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/03/post_56.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/03/post_56.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sun, 28 Mar 2010 20:34:11 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>川端の火事</title>
         <description>3月1日早朝、上川端の商店街で火災がありました。


家を出ようと身支度していて、やはり動揺している自分に気づき、冷静にと言い聞かせる。

消防車でいっぱいかもしれないと、自分の車は置いてタクシーで出ますが、これがなかなか

すぐにはつかまらない。


焦る車内で友人から早くも心配のメール。

博多川にかかる橋の上で降りると白い煙が立ち込めている。

わが店はすぐそこですが、煙はかなり下流から。　　　ああー、火元は遠かった。


まずは状況を確認しなければと近づくと、火はほとんど消えかかっているよう。

風上の、火元らしき場所には川からの放水が太い線を描いて上からかけられている。

そして十数台もの消防車からの放水。

ご近所の方と、川のそばでよかったね、と語り合いながら見つめるうち、みるみる

収まりかけた火が燃え上がっていく。

強い風にあおられて、風下へどんどんと火の手が移りはじめる。

火柱が上がるのが、半焼した壁の向こうに見えてそれは恐ろしい。


やがて消防のホースは、風下側にその多くが投入される。

数人の消防士が、まだ燃えていない家のベランダに上がって、鳶口のような道具で

柵を壊し始める。

燃え盛る火が時にメラーッとその近くまでを舐める中、たくましいものだと感嘆する。


半焼した風下の数軒には集中的に放水の嵐、こうやって延焼を防いで消火するのだと素人にも

分かり、信頼とともに見つめる中ようやく下火になるが、まだまだ鎮火には遠い。


上川端商店街は通行止めとなり消防車が待機しているが、わが中央商店街は

幸いにも平常通りで、アーケードの屋根が開けてあるため煙もかなり抜けている。



「大変だったけど店は開けよう、商売にはならないだろうけど」と社員に連絡して営業しました。

商店街の店というのは、まず開けることが社会的使命です。


東京の取引先からも「全国放送で燃え上がる映像を見ました」とお見舞いいただき、急遽

ホームページに無事の掲載。これを見て「安心しました」との連絡も入る。


そしてこの日はお見舞いのお客様が何人も来られ、果物やお菓子などのお見舞い品まで

いただくことに・・・


火事の被災店には大変申し訳ないことながら、一日中お見舞いの電話やメール応対に

忙殺されて、改めてたくさんの方たちに支えられていることを痛感しました。


ありがたいことです。


後日来られたお客様の中には、火事に遭ったお店に渡してね、と義捐金まで

置いていかれる方がおありになり、「思い遣り」ということを再考させてもらいました。

また、友人が「昔焼け出された経験があるから分るんです」とわざわざ訪ねておいて

いった封筒も。ボランティアの人達もかなりあと片付けに出ていらっしゃるとか。




上川端商店街事務局では、この火災への義捐金を受け付けています。

今朝から始まりましたので、お預かりしたお金を届けるとともに、わが店が無事だった

感謝も込めて、ささやかな金額なのですが入れて参りました。


日ごろ、上川端商店街とそう親しいお付き合いがあるわけではありません。

同じ筋ですが、あちらは山笠では「土居流れ」、こちらは「大黒流れ」ということもあり。

なぜ流れが違うかっていうと、それは豊臣秀吉の「太閤町割り」によるそうで昔っから。


しかし、同じ商売人として今回のことはまことにお気の毒です。

焼け跡を建て直すのは大変なことでしょうし、消火の水災で商品被害も大きいと察せられます。

なんとか再開されるよう、祈るばかりです。


火事は怖い。





</description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/03/post_55.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/03/post_55.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 05 Mar 2010 11:02:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>春探し</title>
         <description><![CDATA[立春から１０日。

そろそろ年中行事の「春を探しに行く」をやろう。


目指すは当然南。


高速はガンガン、降りての田舎道はのんびりと走る。

梅の花が暗い谷を白く輝かす街道すじ。

家々に花咲き、ていねいに住みなす人の心に暖まる。


「いのしし肉あります」ふーん

「山太郎ガニあります」え？どんなカニ？

知らない土地をゆくのは面白い。



お屋敷の塀にこぼれるのはどう見ても桜。

<img alt="_DSC0832_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0832_R.jpg" width="400" height="266" />


春は名のみならず、しかと来たるなり。


さて、だいぶ走ったことだし。

私はコンビニのお弁当がダメなので、道の駅を見つけると必ず寄る。

袋から出したるはコレ。

<img alt="_DSC0882_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0882_R.jpg" width="400" height="266" />



風はちょっと冷たいけど、外で食べよう。暖かいお茶は用意してきた。

田んぼを見下ろしておいしい昼食。

煮しめってサイコーのごちそうって信じてる。



さらに川のそばを走りゆく。

カワウがたくさん浮かぶ。あら、中にもう白い夏羽をかぶったのが。

<img alt="_DSC0956a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0956a_R.jpg" width="400" height="272" />

季節は裏切らない。確実にめぐる。



おやつにしよう。

デコポン、先ほどの道の駅で買っておいた。３つで３５０円、格安。

<img alt="_DSC0993_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0993_R.jpg" width="400" height="266" />

むくと立ち昇るかぐわしい香り。美しきオレンジ色の果実よ、汝やさしき味なり。



おや、鳥の大群が渦巻いている。

<img alt="_DSC0988a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0988a_R.jpg" width="400" height="266" />

これはまた、珍しいものに出あった。　なんだろう？

ひとつの命のように渦を巻き、長く延びまた丸くなり、やがてふたつに裂けて

一つは空のかなたへ、もう一つは地上へと落ちて行ったが、むろん私からそれは

遠く、見えない。


車を走らせてゆくと、電線に止まる黒い鳥たち。

ミヤマガラス。　


<img alt="_DSC0991_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0991_R.jpg" width="400" height="266" />

ああ、おまえ達だったのか。そろそろ大陸へ帰るのかね？



春はもうそこまで来ています。

帰りしな、県境近くの川原ではほら、こんな。


<img alt="_DSC0978a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC0978a_R.jpg" width="400" height="283" />


さて、そろそろ重いものは脱ぎ棄てよう。

服だけではなく。







]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/02/post_54.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/02/post_54.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sun, 14 Feb 2010 20:30:47 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>冬の終わり</title>
         <description><![CDATA[早くも１月が終わります。

今が寒さの底でしょうか、毎朝起きるのが辛く、遅く帰る時にはほんとに寒い。

でも２月がくると思うと、もう春を迎える気分になってくるから不思議。


昨日の朝から、ネコが外に出してくれというようになりました。

日差しの暖かさを敏感に感じるようです。

今年は遅かったスイセンが、ぽつぽつと白く咲き始めている。


ウグイスが、我が家の小さな池のほとりにやってきました。

ツツジの木からだんだんに下へ移動して、池のふちで水を飲んで飛び去ります。

久しぶりに我が家でウグイスを見て幸せな気分。


こうやって春を少しづつ感じる日々は、嬉しい時期。

でも、出ていったネコはもう帰ってきました。まだ時期尚早だという目で。


冬は行きつ戻りつしながら去っていくのです。


今年の冬はチュウヒをたくさん見たいと願っていました。

まだまだ不十分ですから、もう少し留まっていて欲しい。



冬の草原は、茶色く枯れたように見えても生きている、ほんとに枯れたのなら

バラバラになって飛び散るはずだ、ホラ、こんなにしなやかでしょ、と息子から示されました。

正月に２人でドライブした時のことです。


やがて枯れ野も緑に萌え出ずる春を迎えるのでしょう。

その日までに、なんとかもっとチュウヒをファインダーに捉えたいものです。


私の冬は、まだまだ終わりません。

<img alt="tyuuhi.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/tyuuhi.jpg" width="400" height="286" />


<img alt="sougenn.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/sougenn.jpg" width="400" height="276" />
]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2010/01/post_53.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2010/01/post_53.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 27 Jan 2010 08:35:41 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>晩秋の陽</title>
         <description><![CDATA[

春にしか感動を覚えなかった頃　私は若かった

いま、秋の終わりの茫々とした日暮れに惹かれる年頃となり

車を駆って枯野をかけめぐる


日の出も春とは違うが

日の入りは更に違う

傾きだした陽射しが草を黄金色に輝かす頃

そう、2時ごろからが好きな時間


いつもの葦原に着くころ　霜に焼けた草が紅く光る

顔なじみに挨拶して　私一人逆光側に立つ

ねぐら入りするチュウヒを　光る草の中で捉えようと


紅く輝く草原に舞い降りるタカが撮りたい

いつもうまく行かないが　いつかは　と思いつつ日没に居る


真っ赤な晩秋の入り日よ　ねずみ色の風景の中でただひとつ色を持つもの

ああ音もなく沈む　ああ地平に没する


うつくしき秋の陽よ　再びよみがえれ　また明日は朝日として昇れ

<img alt="_DSC5380_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC5380_R.jpg" width="400" height="266" />
]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/12/post_52.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/12/post_52.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 02 Dec 2009 21:01:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>タカとの出会い</title>
         <description><![CDATA[冬近く、タカを探して走ることの多い休日

タカとの出会いは一期一会　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
近くへ寄せて撮らせてくれたからといって

同じ個体がいつもそうとは限らない


タカの場合、「警戒心が強くない個体」というのは

ありえないのかもしれない


良いシチュエーションにめぐり合えるには

　<strong>会いたい撮りたいという強い思い

　失敗をいとわず何度も見つけようとする努力

　そして運という名の天の配剤　　</strong>

　　　　　　　　　　　　　　
　この３つが必要な気がする　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
タカを追ううち<strong>「その時」</strong>が存在するように思い始めた

静かに扉が開き、その時だけ入らせてくれる　　　　　　　　　　　　　　　　

そんな時があるような気がしている　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ある日の昼時分　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ヤツガシラがみつかった」という電話を受けながら　　
　　　　　　　　　　　
同時に目は　今まさに降下して畑でホバリングを始めたノスリを見ていた　　

背中が見える面白い角度、距離も近い

でも、「ノスリならいつでも見れる」と車を発進させてしまった　ヤツガシラを見に


その後何度も同じ畑へ行くが２度と見られない



「その時」には後ろ髪がない

時を置かず捕まえなくては



そして　しばらく撮影させてくれたあと　飛び立つ彼らを

もうここまで　と心に悟らせ見送らせるものがある


その時は終わった　もう彼らの時間だ　自由にさせよと

<img alt="otaka_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/otaka_R.jpg" width="400" height="275" />

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/11/post_51.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/11/post_51.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sun, 22 Nov 2009 13:35:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>サシバの渡り</title>
         <description><![CDATA[今年の秋は、どうも鷹の渡りウォッチングに不満足。

お天気が良すぎて高〜いところを豆粒大で渡って行く・少ししか飛ばない。

アカハラダカもそう、ハチクマもそうだった。

もう10月、これが最後のチャンスと、サシバの渡りを見に行く。


早朝5時半、現地着。

駐車場には泊まり込みの車が何台か、でもまだ誰も外にはいない。

これ幸いと、三脚を立てて場所取り。カメラにレンズをセット、さあ準備万端ですよ。


<img alt="_DSC2812a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/_DSC2812a_R.jpg" width="400" height="266" />

東の空が白んだと思ううち、みごとな朝焼け。


真っ赤な空がだんだんとピンクに薄らぐ中、サシバが飛び立つ。

あちらの谷から1羽、こちらからは２羽、3羽。


6時過ぎで光線不足、写真にならぬことを承知で写す、主役はこの美しい朝焼けだから。

サシバはそのなかで舞いあがり飛び立ち、懸命に生を謳う。

<img alt="sasiba.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/sasiba.jpg" width="400" height="274" />


鹿児島の南端から南西諸島を目指すのです。そしてさらに南へ。

あっという間に数十が飛ぶ、寝不足も忘れる充足感。


カラスが例のごとく付きまとってつつく。

「あのカラスが。憎たらしい」との声、ホント。

<img alt="DSC_2556b_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_2556b_R.jpg" width="400" height="283" />


小回りのきくカラスは翼短かく、きかないサシバは長く、でもそれゆえ速くて、

長い飛行にも耐える。

素早く、攻撃者の手の届かない高みへと昇りゆく。

<img alt="DSC_2559b_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_2559b_R.jpg" width="400" height="273" />



サシバのどこが好きかというと、羽を広げたときのスマートな姿、そしてピックイ−と

いう、のどかとも思える声。最初のピと最後のイにアクセントがくる、独特な鳴き方。

でも秋には鳴きません。黙って彼らはひたすら南を目指す。

あっという間に姿が見えなくなる、あのいさぎよい素早さ、これがタカを好きな理由の一つ。




<img alt="DSC_2767b_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_2767b_R.jpg" width="400" height="261" />


さてさて、ひとしきり朝の飛び立ちが終わり、こちらも持参の朝食。

ポットの暖かいお茶が嬉しい季節になった。


見回すとまわりは知り合い同士、お早うございますの声しきり。

お隣の会話が耳にはいり、「え、あの○○さんですかぁ」とご挨拶。

友人のまた友人は、当然私の新たな友人ですよ、よろしくお願いします。。



カメラの使用法を教えてる声に、見ず知らずながらも傍に行って教えを請う。

向こうも親切です。ここに居合わせたもの同士、仲間意識は高い。



「ホラあっち飛んでるよ！」との声で中断、皆の駆け戻る足の速さ。

ウォッチャーが多いと、誰かが教えてくれるので助かります。



昨年より断然豊作、よく飛んでくれて珍しくメディアを一杯にする。

撮り方にも個性があり、連写するヒト、いっぱいに狙ってから撮るヒト、私は後者。

だって、狙ってうまく撮れると快感でしょ！時に待ちすぎてチャンスを逃すこともあるのですけど。


そして、ひまな時にピンぼけは全部削除。

ピントが合ってないのは写真じゃない、というのが信条。

惜しいな、と思うのもすべて執着を捨てて削除、思い切りのよいのが私の身上。

証拠写真は別ですがね。


<img alt="DSC_2694a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_2694a_R.jpg" width="400" height="282" />

わーきれいに撮れた、と喜んだものの、小太りに写っている。でもこれを削除する勇気は

ないな、大事に持ち帰ろう。

いつかきれいに撮れるときまで、パソコンの中に大事にしまいましょう。


昼を過ぎるとだんだんに高いところを飛ぶようになり、写真にはならない。

見切りをつけて、ねぐら入りするサシバを待ち受けようと下山。


あたりをつけた所には、すでに先着2人。

わ、大阪からですか。え、先週は日帰りで？　私なんか足元にも及ばないサシバファン。

しかしヤマは外れ、ここには降りないでみな先へと飛ぶ。


しかし収穫ゼロではありません。

もうお一人に教えているのを聞き逃さない。「今お話なのは色温度のことですか？」とくらいつくと、

この方も親切に教えてくれる。

「ホテイアオイの紫が青く写るんです、どうすれば？」との質問に、言葉で教えるばかりか、

ご自分が写したホテイアオイを見せてくれる。

なーるほど、きれいなうす紫。私も、メモを取りながら聞き逃さない。


昔はデジカメじゃあないからね、失敗は許されない、だからカメラと同じくらいの値段の

カラーメーターを買って、見比べながら撮ったもんだよ。

そうですね、便利なものに慣れて今では勉強しないですよね。有難うございます、

お会いできてよかった。



さてさて、今日も暮れていく。



秋の夕景のなか、では私も家路につきましょう。

私はこうやって車で楽に帰れるけど、彼らの旅は明日も続く。


<strong>サシバよ、無事に飛べ！海を越えろ！</strong>

そして、また来年会おうね。

きっとだよ。


<img alt="DSC_3856a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_3856a_R.jpg" width="400" height="272" />



終わりよければすべて良し、今年のタカシーズンもよかったね。

]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/10/post_50.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/10/post_50.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Thu, 15 Oct 2009 08:02:11 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>南アルプス　３</title>
         <description><![CDATA[ぱっと見

　　男性は３０代
　　女性は４０代

その日、小屋でお隣になったカップルです。


はじめはご夫婦かと思ってましたが、会話は恋人同士。

男性はなかなかのイケメン、女性はとてもチャーミング

そしてお話してみると、お二人ともさわやかに素晴らしい方たちです。


聖岳の頂上で、寝転がっていた人達じゃなかったかなぁ？

男性が<strong>「ああ、空が青い！」</strong>とつぶやいていたのが記憶にあります。


女性の方は、私と同じワンダーフォーゲル出身。

ずいぶんいろんな所を歩いています。あ、山ですよ、もちろん。

どうも話してみると、私と同世代のような感じもする。見掛けより年長？


推測。

山で知り合ったカップルですね

だって男性は東京の人、女性は長野在住だし

休日に山へ一緒に行くことがデートでしょう

かなりのロマンチストである男性が、思慮深く物静かな女性に惹かれている感じ



いろんな人生、いろんなカップルがあるんですねぇ。

次の日の早朝、周囲をきちんと片付けて出て行かれました。

3人で山の話をたくさんしました。一期一会、私にとっても意義深い時間でした。


さて、翌日は今までと違ってガスが出ている中の登山です。

上河内（かみこうち）岳、いつか登りたいと思ってた山。


南アルプスらしい、樹林の中の登山道。

ゆるやかな登りで心地よい。草モミジが美しく、ああ来てよかった、と思う。


<img alt="DSCF3459a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3459a_R.jpg" width="400" height="295" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かなり高年齢のグループでした


出あう人達も優しく、道をゆずったことに対する丁寧なお礼を一人ひとりから聞く。

南に下がってきたので森林限界が高くなり、ナナカマドの紅葉があちこちで

見られます。

<img alt="DSCF3461a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3461a_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美しい色！


下りには奇岩が門のように立っていて、岩には化石めいた模様。

<img alt="DSCF3464a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3464a_R.jpg" width="400" height="300" />

<img alt="DSCF3465a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3465a_R.jpg" width="400" height="300" />

素人ながら、海の底にあったことを示す証拠のように思える。


さあ、今日はどうしよう？次の小屋は近すぎる、その先へは行けそうにない。


考えながら歩くうち、カメラと三脚を担いだおじさんとすれ違います。

「この時間だと○○小屋まで？」「いえ、とてもそこまでは。どうしようかと思ってます」


「下るんなら５時間でダムまで行くよ」

この言葉で心は決まりました。

あと１日あるのだけれど、計画よりも先まで来ている。ここまでにしよう。


決めると帰心矢の如し。

だらしないなあ、そう思いながらも宿泊する予定だった小屋を素通りして下ります。


足がガクガクになる急な下り、ああ南アルプスはどこもこれだ。

そう思い思い、渓流ぞいのつり橋をいくつも渡ってようやくダムへ。

高度差１８００Ｍ、４時間２０分。足にマメができてる。


<img alt="DSCF3470a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3470a_R.jpg" width="400" height="300" />

　　　　　　　　　　　　　　　　　有名な、畑薙（はたなぎ）の大つり橋。

渡り終えるのに３分かかりました。高所恐怖症の人にはムリでしょうね、水面ははるか下。


タクシーが迎えに来ている、さあ文明の地に戻ろう。

そういえば、お風呂に入っていないとか、髪を洗っていない・きちんと洗顔ができていない、

そういう、普段なら堪らないことが何とも感じられない３日間だった。



気のせいとかじゃありません。

ほんとに感じられなかった。何ともなかった。



いったい、私たちの清潔習慣って何なのでしょうね？


ああ、でも充実した時間だった。


山はいつも変わらない。

私は変わる、でも山は変わらない。

・・２つともながらの素晴らしさ。　　　　<strong>自然に感謝！</strong>




]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_49.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_49.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sun, 27 Sep 2009 20:00:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>南アルプス２</title>
         <description><![CDATA[「ハプニングがあってね、あした山を下りることにしたの」

聖岳（ひじりだけ）の頂上に座っていた彼女は力なくほほえみます。


昨晩の小屋で私と意気投合した３人組、その中でも一番元気な女性でした。

今日は２日の行程を１日で歩き、次の日には南アルプス最南端の山まで往復してくる、と

張り切っていたのに。


誘われましたが、初日に２日分を歩いた私にその自信はありません。

「それじゃあ、戻ってきたときに合流できれば静岡まで車で送るわよ」と有り難い申し出。


予約していたタクシーを、通信可能な場所でキャンセルしようと思ってた矢先です。


倒木を越えようとして岩で膝をぶつけたら裂けて、縫合が必要な傷ができた、血が止まらないと。


実に、山で恐いのはこういうアクシデント。


３人のうちただ一人の男性は脚が遅く、まだ到着せず。

彼は通常の日程で行くので、彼女たちより１時間以上遅れて出たし。

その後私が出会い、お連れのケガのことを伝えることができました。頂いた好意へのお返しが

できたかな？


結局、この３人は午後一緒になり、その日のうちに山を下りたようでした。


いろんなことがありますね。

彼らとはこうやって別れてしまいましたが、まあ自分のペースで行けばいいこと。


日の出とともに歩き始め、思いのほかきついアップダウンにアゴを出しながら

憧れの稜線を歩きました。


南アルプスは山塊が大きく、上り下りが激しいのが特徴。

北アルプスはもう少し年を重ねてからでも登れるかもしれないけど、南は急がなきゃ、

そう考えていたのはこのことが理由でした。


若かりし頃望見した赤石からの尾根は、決してゆるやかに続くものではありませんでした。

一つ一つの頂上を踏んではまた下り、今日は何キロ歩いたんだろう？

<img alt="DSCF3425_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3425_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういうのをいくつか越えました


最近は百名山ブームで、ピークを踏む事に重きが置かれているような。

でも、私はこの稜線を自分の足で踏みしめたかった、自分の足で歩き通したかった。


今日の最後の大きなピークが聖岳、３０１３Ｍ。今回、ここが一番堪（こた）えた。

しかし、登ってしまえばケロリ忘れてしまうもの。

頂上の風は涼しく、越えてきたルートを望めばなんともいえぬ充足感に

「私だってまだ捨てたもんじゃないワ」と心広がる。


<img alt="DSCF3432_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3432_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　向こうは赤石岳、昨日の写真の裏側が見えているのです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つまり、あれを越えたわけ。素晴らしいでしょう？



真っ赤に山を彩るのは、ウラシマツツジ

<img alt="DSCF3426a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3426a_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウラシマは裏縞だとか、裏側を見るのは忘れましたが


さて、２日目も無事終えることができました。

今日は２時半、小屋着。

さて、今日の同宿ではどんな人達に会えるでしょうね？













]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_48.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_48.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 26 Sep 2009 16:44:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>南アルプス　１</title>
         <description><![CDATA[秋晴れの青空のもと、昔からの夢だった赤石岳から南の稜線を歩きました。



大学３年の夏合宿、１週間の旅程の真ん中あたりだったでしょうか、

赤石の頂上に立って南へ続く尾根を眺め、「いつかあれを歩きたい」と思ったのです。

いつとはなく忘れ人並みに育児や仕事に追われたものの、再び山を目指すようになった頃、

この夢ははっきりとよみがえりました。５連休はまたとない機会、逃がさないぞ。



朝６時出発。　長大な尾根を登り始める。


南アルプスらしい深い樹林の中、眺望はきかないけど私は森の中が好き。

登山道脇にギンリョウソウ

<img alt="DSCF3400a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3400a_R.jpg" width="400" height="297" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寄生植物で葉緑素は作りません


気をつけてみると、木の間に鳥の姿。

ルリビタキではないですか！

冬の間楽しませてくれる青い小鳥たちがこんなところに。

<img alt="DSC_0127c_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSC_0127c_R.jpg" width="400" height="278" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　今回機材は持っていないので　これは以前の写真


やがて昼前ごろ、ようやく目指す赤石が見え始める。

<img alt="DSCF3406_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3406_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左が頂上　２つのピークの間あたりに出るのです

立派な山だ。　

南アルプスとは赤石山脈のこと、赤石岳はその盟主であるといわれるのもうなずける。


さあて、ここからが急登でした。あえぎあえぎ登る。

感じよい青年に追い越されます。避難小屋泊りだからと水場で大量に汲んでいる。

今日の目的地を言うと「わ、それは大変だ」と力づけられて。

<img alt="DSCF3411_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3411_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　　　ようやくに稜線　　右側奥のピークが頂上

高度差２０００Ｍを１日で登ったのは初めてです。我ながら頑張ったァ―


北へ連なる３０００Ｍ峰・中央アルプス・御嶽山（おんたけさん）・乗鞍・北アルプスと、　

日本の背骨のほとんどが見えるこれ以上ない眺望は、贅沢そのもの。

ああ、来てよかった。この快晴のチャンスを逃がさないでラッキーだった！


頂上に落書き「ドコモは◎、○○は△、〜×」

え、と携帯を出してみると通信可能。（ドコモです）

早速家族や友人に「今頂上よ」とメール。

ところが、左手の親指がへなへなと動きません。荷物の重みで腕ごとマヒしてる。


さて、ゆっくりしていたいけど、もう２時をまわっている。急がなきゃ。

今日の宿泊地、百間洞（ひゃっけんぼら）へと下ります。



<img alt="DSCF3418a_R.jpg" src="http://www.hisuido.com/talk/DSCF3418a_R.jpg" width="400" height="300" />
　　　　　　　　　　　　　　山の陽は翳りはじめ、登山者たちを心細くさせる


４時半到着。　１０時間半、ほとんど休みなく歩いたゾー

沢で顔を洗うと塩辛い。心地よい汗に幸福感、そして美味しいビール。

夜は満天の星。]]></description>
         <link>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_47.html</link>
         <guid>http://www.hisuido.com/talk/2009/09/post_47.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 23 Sep 2009 11:56:31 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
