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2011年03月22日

生きていた!

重苦しい日々が続く震災後、

今朝出社してメールを開くと

「Uが生きていました!」という文字が飛び込んできた。


U君は大学時代の1年後輩、山のサークル仲間。

故郷石巻で暮らしている彼のことは直後から気になっていて

消息を知っていそうなM君から「何度連絡してもつながらない」と聞き心配だった。


合宿の時にはいつも一番厳しいコースへ配属されるU君とは、一緒に登ったことは

さほどないけれど、やはり苦楽を共にした仲。


サークルのリーダーである幹事長までやった彼は、真面目でいつも責任感いっぱい。

後輩が夏合宿で事故を起こした時にはOBの一人として穂高まで登ってゆき、

「前幹事長」ということで、その場で会を代表して一身に責めを負ったと後日聞いた。


家族もみな無事、でも家は半分水没したとかで、きっと避難所にいて

被災者でありながら被災者の世話をしているのだろう。

彼は公務員なのだ。自分のことは後回しに違いない。


知らせてくれたM君も茨城で単身赴任中。

久しぶりに帰京したらば、途中の国道は陥没ででこぼこ、線路はぐにゃぐにゃでいつ

復旧するか不明だと。

水道は20日にようやく回復、しかしガソリン不足に参っている様子。

でも、U君と電話で話したときには嬉しさで涙が出たという。


ああ、生きていてくれてよかった!

青春時代に共に汗をかいた仲間は尊い。

OB会で、今後応援の体勢ができるだろう。

なにかできると思うと、とても嬉しい。

yatugatake_R.jpg

 (色あせた写真の中に 19才の私たちが輝いている)