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2010年11月07日

秋日和

11月になってようやく秋らしくなった。


朝方に少し冷え込むと、かえってよく眠れるのは私だけだろうか?

起きぬけに窓を開けて外を見下ろすのは毎朝の楽しみだが、柿の葉がずいぶんと

赤くなってきた。

さわやかな時期に自然の真ん中に居ないのは損。

いつものごとく、逍遥しよう。

私の「逍遥」は、たいへん半径が広く、長時間にわたる。

・・・夜明けは車中で。

地平線がようやく白み始めたころ、黒い鳥影がたくさん飛ぶ。

真っ暗で何か分らないけど、鴨かなあ。

これから始まる長い一日に、期待がふくらみ胸は躍る。

寝床にいては勿体ない。秋の一日は価値が高いのだ。

赤みがかった朝の日に、草むらから踊り出たのは1羽のアオジ。

今季初のお目見え。やあ、一年ぶりだね。

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川沿いをたどると、堤防でトビが何か食べている。

目が合って飛び去った。ありゃゴメンね。

何を食べてたのか確かめようと降車。  アケビだ。

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芸術的な配置でしょう? 私が演出したのではありませんよ、トビがこう置いていったのです。

美しい秋の色。

キキキっという声に主を探すと、カワセミの親子だ。

上を飛ぶシギにからかわれたのか、連携して威嚇している。  キキキっとまた鳴く。


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父親と娘だね、クチバシの色で分るよ。 仲がいいね。

遅い刈り取りがされている田んぼでは、機械がブルルと働き、黄色い稲の列がたちまち

なくなっていく。

秋の豊穣は、白っぽい切り株へと形を変えて、1年の労働を物語る。

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美しい国、日本。

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君達も、そろそろ帰らなきゃね。