« ソウルの博物館 | メイン | 南アルプス2 »

南アルプス 1

秋晴れの青空のもと、昔からの夢だった赤石岳から南の稜線を歩きました。

大学3年の夏合宿、1週間の旅程の真ん中あたりだったでしょうか、

赤石の頂上に立って南へ続く尾根を眺め、「いつかあれを歩きたい」と思ったのです。

いつとはなく忘れ人並みに育児や仕事に追われたものの、再び山を目指すようになった頃、

この夢ははっきりとよみがえりました。5連休はまたとない機会、逃がさないぞ。

朝6時出発。 長大な尾根を登り始める。


南アルプスらしい深い樹林の中、眺望はきかないけど私は森の中が好き。

登山道脇にギンリョウソウ

DSCF3400a_R.jpg
                        寄生植物で葉緑素は作りません


気をつけてみると、木の間に鳥の姿。

ルリビタキではないですか!

冬の間楽しませてくれる青い小鳥たちがこんなところに。

DSC_0127c_R.jpg
                 今回機材は持っていないので これは以前の写真


やがて昼前ごろ、ようやく目指す赤石が見え始める。

DSCF3406_R.jpg
                    左が頂上 2つのピークの間あたりに出るのです

立派な山だ。 

南アルプスとは赤石山脈のこと、赤石岳はその盟主であるといわれるのもうなずける。


さあて、ここからが急登でした。あえぎあえぎ登る。

感じよい青年に追い越されます。避難小屋泊りだからと水場で大量に汲んでいる。

今日の目的地を言うと「わ、それは大変だ」と力づけられて。

DSCF3411_R.jpg
                ようやくに稜線  右側奥のピークが頂上

高度差2000Mを1日で登ったのは初めてです。我ながら頑張ったァ―


北へ連なる3000M峰・中央アルプス・御嶽山(おんたけさん)・乗鞍・北アルプスと、 

日本の背骨のほとんどが見えるこれ以上ない眺望は、贅沢そのもの。

ああ、来てよかった。この快晴のチャンスを逃がさないでラッキーだった!


頂上に落書き「ドコモは◎、○○は△、〜×」

え、と携帯を出してみると通信可能。(ドコモです)

早速家族や友人に「今頂上よ」とメール。

ところが、左手の親指がへなへなと動きません。荷物の重みで腕ごとマヒしてる。


さて、ゆっくりしていたいけど、もう2時をまわっている。急がなきゃ。

今日の宿泊地、百間洞(ひゃっけんぼら)へと下ります。

DSCF3418a_R.jpg
              山の陽は翳りはじめ、登山者たちを心細くさせる


4時半到着。 10時間半、ほとんど休みなく歩いたゾー

沢で顔を洗うと塩辛い。心地よい汗に幸福感、そして美味しいビール。

夜は満天の星。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)