ソウルの博物館
「ソウルで博物館ざんまい」というツアーに行ってきました。
海外の博物館なんて一人で行ってもちんぷんかんぷん。
でも、日本から歴史の専門家が同行するうえ、博物館では学芸員が説明してくれる、という贅沢ツアー。
「国立中央博物館」
韓国の、5000年の歴史の重みに圧倒されました。やっぱりスゴイのひとこと!
9万坪の敷地に4万5千坪の建物、15万点の文化財。
展示品は、同行された専門家のお話では「逸品ぞろい」。
広隆寺の弥勒菩薩とそっくりな半跏思惟像もあり、
アジアは、やっぱり過去から密接に結びついてお互い発展してきた、というのが
スンナリ理解できます。
でも、難しいことは抜きにして、私は美しいと思うものを写してきました。
フラッシュをたかなければ撮影OK、というおおらかさも嬉しい。

いつの時代だったでしょう、古いものだと思うのですが
琴の1種ですね、どんな音色なのでしょうか。単純な木彫りが美しい。

これは月琴 時代は下ります 2弦とはまた、ある意味スゴイ。
奏でて楽しむだけでなく、楽器そのものにも美を追求した人たち。
出土品には動物をモチーフにしたものも多く

天馬かと思うような精悍さ

西域の駱駝がここで見られるとは

これは鴨で、身近な鳥としてお墓の中からよく出るそうです。
死者の魂が天に昇るように、という意味合い。でも水鳥はそんなに飛ぶの、
得意じゃなさそうなのですが。
この3点はみな美しく可愛らしく、ほれぼれしました。
仏舎利も初めてです。
5重の塔は、もともと釈迦の遺骨を埋葬したものですが、塔の基壇から発掘された
仏舎利の箱

右下の白い粒3つが「仏舎利」
各地から出る仏舎利を集めると釈迦800体分ほどにもなるといわれる、という面白い解説を
聞きながらパチリ。

仏舎利容器 左は8角形、真ん中は水晶に塔型の蓋
右は、チベットで見られる仏塔に似ています
あとは日常に使われた道具

寺院でろうそくの芯切りに使われたハサミ

裁縫用のものさしにもきれいな模様が
日常づかいのものが美しいのは、洗練された文化が根底にあったことを示します。
大工さんが持っている墨壺、日本のものと全く同じですが

墨がたまるところを亀が覗いてます
いやー美しいものはやっぱりいいです。
理屈なしに心を打つから。
説明してくれた学芸員さんは、みな若い女性でおしゃれ。
封建的イメージだった韓国も変わりつつあることを実感。
そしてオフィス街にあるホテルの周りには、安くておいしい食堂がたくさん。
みんなで毎回、韓国料理店を発見してまわるのも楽しみ。
普通のツアーで行かない所へ行き、聞けない説明を聞いて、
じっくりと韓国の文化について知る事ができるユニークな旅でした。
面白かった!
関心のある方は以下をどうぞ
http://www.kataranne.com/