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2008年08月25日

ツバメ

だいぶ涼しくなって生き返りました!

梅雨明けが早かったぶん、猛暑も終わりでしょうか。うまくできてます。


そろそろ秋の鳥が・・と思うのですが、なかなかその点はうまくいかず不作な休日。

こういう時は、ツバメを撮ります。

鳥は飛んでいるときがいちばん美しい。

ツバメは、肉眼では追えてもカメラで捕らえるのはほんとに大変な速さ。

だから、撮れるときれいな姿に見ほれます。


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やみくもに追っても撮れないのですが、じっと観察すると何となくコースが分ってくる。


これはOKかも、と思ってファインダー越しに追う。たまにチャンスが来ます。


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                                       虫を追って夢中


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                              これもそう、2枚とも子供のツバメ


撮ってみて気づく、大人より子供のツバメが多い。

詳しい方のお話では、今の時期8割は若い個体だそうです。かなりの成鳥はもう海を渡っちゃったのですね。

こうやって秋は着実にやってくる。

帰り道、高速道路でバイク集団と一緒になります。


20人ほどが思い思いのスタイルでバイクを駆っている。

後姿がほっそりしていてどうみてもこれは女の子、

そして前方の子もヘルメットからはみ出した長い茶髪、絶対女性です。素人っぽい集まりに好感を持つ。

先頭は一人さっそうと大き目のバイクで走る、これは若い男性。

ナンバーを見ると佐賀・長崎・大分そして久留米、へえ、一体どういう集団かな?


高速道路を単機で走っているのを見ると「危ないな」と思うのだけど

こんな大集団だったら大丈夫でしょう。


さっきのツバメみたい、若いグループの集まりだ。

風を切って走るのは爽快でしょうね、私も若いときこんなグループに出会ったら一緒に走ったかも。

さあ、来月になれば鷹が渡り始めます。 楽しみな時期。


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2008年08月14日

草原の鳥

草原が一面に広がる阿蘇。

このシーズン、夕刻になるとユウスゲが次々に黄色の花を開き、みどりの草原をいろどります。


そろそろ時刻、と車を止め分け入っていく

足元からセッカがクモの子を散らすように飛び立つ

おそらくは10羽ちかく、まだ子どもです。


逃げ遅れたのが1羽、息を潜めて見上げる

草越しに目が合う   「何にもしないよ」

次の瞬間、バタバタと飛んで逃げます   当たり前。

離れた所で草に座り込んで、観察といきましょう


セッカのお母さんがどこかから、エサをくわえて飛んでくる

セッカは一夫多妻、子育てはメスがもっぱら行うらしい


エサをもらおうと追いかけるセッカたちは、前に巣立った大きな子どもだろうな

逃げる母親、草の上を飛びながら小さな子ども達を捜すが居ない

ごめんね、私が追い出しちゃって

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                            どこに行ったのかしら、子ども達は


しばらく待ちますが、やがて

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                                      ええい、食べちゃえ 


お母さんだってたまには栄養補給しなきゃね

やがてあちこちから子ども達が集まってきて、草むらに飛び込みます

親に比べてやや小型、少し白っぽい幼鳥が、私の方を窺いながらホバリング、次々に草に沈む

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                               これもバッタでしょうか

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                                     コオロギ?


次々にエサを捕ってきて子どもを養うセッカのお母さん、実に働き者です。


あと一と月もすれば海を渡らなければいけません、それまでに育て上げなきゃ

夕暮れがせまり、開いたユウスゲがあかりのように草原に灯る


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さて、私も腰を上げよう


阿蘇はいいところだ


2008年08月10日

避暑の試み

「避暑」ったってしゃれたものではありません。

とにかく一日、30度以下の所に逃げたい。


朝6時出発 26度   おや今日は低めね、というくらい今年の福岡は暑い。

8時半  24度     九州山地の入り口あたりに到着


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           いたいた、ブッポウソウの若鳥。親に比べシックな色あいです 

空に舞うものあり、双眼鏡で覗くとクマタカ2羽。

この辺は九州でもクマタカの密度濃い場所、もっと見たいな。


場所を移動、山頂付近まで車で行ける所へ2回チャレンジするも難易度高し。

クマタカを狙うなら、もっと本腰を入れてそのためだけに来る必要があるようです。

でも、山の上は20度、肌寒くて避暑に十分。

九州山地のまっただ中へ来ている様子。「九州のへそ」と看板にあり、

小さな商店街のとうふ屋さんには見覚えがある。


停車。


お店に入っていくと、高校生かと見まがう若々しい女性が奥から出てくる。
          
「おとうふと厚揚げ下さい」

「揚げはねぇ、悪いのしか残ってなくて」「これ、破れてるんです」

「あら、どうせ煮るんだからいいよ、2枚ちょうだい」

なかなかにイケメンのご主人と幼児2人が通り過ぎ、表にあった車で出かけてゆく。

母親似の女の子は、私の顔をまっすぐ見上げて「こんにちは」とはきはき挨拶。

「だいぶん前だけど、阿蘇の友達に連れてきてもらったことがあってネ、前を通って思い出したの」

「ええーっ福岡からですか」

トウフを包みながら、そばに置いてある袋から野菜を取り出す。「トマト食べます?」

「あ、トマトはね、そこの道の駅で買っちゃった」

「じゃあ、キュウリとピーマン。私の父が養子なんですけど、あ、主人も養子なんですけどね(笑)」
「その父の実家で採れた野菜です」


やっぱりトマトも、あ、トウモロコシは?と次々に勧められるのを必死に「お宅で食べてね」と断り

断熱箱まで貰って「有り難う、また来ますね」と立ち去る。

車を出してから、あれ168円しか払ってないぞ、と気づく。揚げはきっとサービス。

阿蘇の友人というのは昔の同僚で、「40歳過ぎたら阿蘇の外輪山に家を建てて

畑を耕して暮らす」という言葉どおりに、1町もの土地を買って独り暮らし中。

友人が、ここにあった分校に勤務している頃、このとうふ屋さんに連れてきてもらったのです。

聞けばとうふ屋さんの彼女の妹が友人に教わったとか。

「母は今でも○○先生とは行き来してるんです」

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          あんまり関係のない私まで、こんなに頂いちゃいました。


思わぬ人の縁に心温まりながら、一路北を目指す。日中なのに28度。

高森峠を越えると、眼前に阿蘇が迫る。

阿蘇はいつも北側からしか見たことがなく、でも南側からの眺望、これは迫力。

山襞がくっきりと夏の陽に映え、迫り来る山容に、「九州の山」は阿蘇だ!と思う。

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根子岳を越えると、はやくも秋草が咲く緑の草原と高岳。

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振り返れば、雲行き怪しい晩夏の山なみ。 25度。

16時、ユウスゲの開くころ。   停車して阿蘇の台地でまた探鳥。

18時30分、ようやく帰途につく。

20時半、インターを出ると29度。おっ、今日の福岡は涼しい!

なんとか、一日30度以下をキープできたラッキーな日でした。

夕立があったようですね、夜は涼しくてシアワセでした。