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2008年04月22日

島の春

西の端、渡り鳥が海を越えてやってくる島で、ひと日の休日を過ごしました。


朝の山道はコマドリの爽やかな声に満ち、アケビの花が頭上に垂れ下がる。


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赤い花が絢爛とこぼれる中に、白花も少しあって。

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こんな沢山のアケビ、初めて見ると思う。


実も葉も似ているムベは、なぜか花は全然違ってシックで清楚。

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登りきると、青い大海原が広がり圧倒される。

空と海が一体となってただただ広々、800キロ先に中国大陸。

この海原に向かって飛び立つ小鳥の、大きな勇気を思う。

ノビタキよ、君は今着いたのか、疲れたろうね。

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ルリビタキ、花かげに隠れる可愛いルリビタキ、小さな羽根で飛んできたのか。

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そしてコホオアカ、君はこれから海を渡る。

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赤くなった顔の色は夏のしるし、渡ればすぐに恋人を作り子育てに励まなければと

その羽色が物語る。

スズメよりずっと小さなその身体で、シベリアまで飛ぶのか、海を越えて。

いちにち小鳥とともに居て、彼らの健気さを思い、私の心も広くなる。

さいはての島の春はおだやか。

2008年04月08日

どこも春

車で郊外を走ると、もうどこも春。

山里にも、田園にも、海ぎわの村にも、

花は咲き若芽は萌えいで、春はらんまん。


山はぼうっと花で白み、海のいろは柔らかく。

どこの道筋にも桜がひらき、こんなにも愛されている花なのだと今さらに。

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                      紅い葉の山桜は私の好みで


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                      ヒヨドリの好物は柳の花らしい。


ものみなウキウキする季節、春。

何度迎えても楽しい季節、何かが新しく生まれる期待。


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黒かった山肌も青くなり、草花がちいさな花を懸命につける。


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待つのは永く、来ればあっという間に過ぎゆくのが春。

たけなわの春より浅い春の頃がいい、待つ楽しみと共に居られて。

・・・と、うかうかしてる間にすでに花は盛り、いつもそう。

この4月の仕合わせを 感謝しながら過ごそう、せめて。