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2008年02月18日

カイツブリの子育て

カイツブリ、池や川によく居る鳥です。


「キリキリキリ・・・」という哀愁を帯びた声、聞くと物悲しくもあり

また、茫洋とした憧れをも感じてしまう、不思議な声、その持ち主。


雪のちらつく中で、早くも赤い夏の繁殖羽になったペアが、忙しく子育てしています。

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            羽根の中にそれぞれヒナを1羽づつ隠しています、分からないでしょ

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           ほら、おんぶしてます。 お母さん(?)が子守、お父さん(?)はエサ取りに。


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                         懸命に潜ってエサを探す。水から出た瞬間です。


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                        ほら、お食べ。  でも小さくて何なのか分からない。
                        虫なのかな、なかなかお腹一杯にはならない様子。
                               1度だけ銀色に光る小魚を与えていました。

見てるだけでも寒くて震えているのに、何度も何度も冷たい水に潜っては

ヒナに食べさせる親鳥。

親ごころのあつさにジーンときます。


この間、葦原に舞い降りて、枯れ草の根元を探索するハシボソガラス2羽が。

きっと、水鳥たちの卵やヒナを探しているのでしょう。

前にまんまと捕食した経験があると思われる。

カメラマンが巣を写していると、それだけでピンときてその場を襲う、と言います。

油断大敵!


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                                   大きくなれよ!


今はまだ2月、きっとこの夫婦は2番仔、3番仔くらいまで育てると思われます。

頑張って!!          

2008年02月11日

雪の森を歩いて

九重へ久しぶりに行きました。

雪の時期、1度は登るのですが、今日は時間がないから歩くだけ。

足ごしらえは本格的にしたので、遠慮なく新雪の中に踏み入る。

カシ、カシ、と音を立てて早朝の森を歩くのは最高!


雪の山はどうしてこんなに清々しい?


・・・・・八ヶ岳の麓には素敵なモミの原生林があったなあ、

雪をかぶったモミたち(クリスマスツリーの行列!)の間を登ったなあ、と思い出す。


あの頃の仲間達はどうしているか。


テントの外、満天の星を見上げるうち号泣した同級生、そして

雪山の夕日に感動して泣きながら歩いてた後輩は。


「俺もサラリーマンになりてぇな」と言いつつ家業を継いだあの同級生は、

今では立派な経営者の顔に。

ウマが合ってよく一緒に登った後輩K君は、結局教師の道を選び、意外にも(?)

偉くなってるとか。

K君、「山が好きってことは、裏を返せば社会生活はダメなんや」とあの頃言ってたね。

今はどう思ってる?


もしも会うことがあるならば、今度はその話かな。

でも、もう会うことはないかな、お互い元気でいたいね。

めったに思い出す事もない昔のことを考えるのは、山を歩くときが多い。


雪と小鳥、というテーマの写真をようやく撮ることができ、満足いく出来ではないものの

九重を後にする。

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さよなら、雪山。今年はもうこれっきりかなー  

2008年02月04日

ウルシと小鳥

今年はいつもより雪が多いですね。


雪と小鳥を撮ろうと、山へ出かけてみましたがなかなかうまくいきません。

でも、ウルシの木(ヌルデかな?私にはよく分かりません、ウルシの仲間としか)に

次々とやってくる鳥たちを観察できて、時間の経つのを忘れました。

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枯れかけたような実がお好みでしょうか、ツグミです


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ジョウビタキは上から


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小さなシジュウカラはぶらさがって  可愛いなあ


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そして一番のやり手はこの鳥、ホバリングしながら食べます。
ルリビタキ


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スロー気味のシャッタースピードなのに頭がぶれません
よほどバランスよい飛行なのでしょう、狙った所だけ効率的に口に入れる。


いやー夢中になって、帰りの雪道の怖さを忘れてました。

ちょっとした武勇伝がありましたが割愛!

2008年02月02日

「私の野鳥写真」

子供が巣立ち休日が自分のものになって2年、私の週末は、野鳥写真を撮影することに

費やされることとなっています。

人間も自然の子、時に自然の中にたたずみ心を解き放つのが必要。

山もよし、森もよし。


何も考えずボ〜っとすることが、科学的にどういう効能があるのか私には分からない。

でも、体験から分かる。

1週間の間、都会で暮らして溜まった何かが、ちょうど窓を開けて入れ替えた空気のように

フレッシュなものと替わるのが。

さらにその時、カメラ片手だと積極的に自然と関われる。


「人が撮らないような写真を撮ろう」と願うと、誰も居ない場所に行き、

独りいて鳥を待つことになるけれど、じっと静かに立っていると、

不思議に鳥は、だんだんと近くで撮らせてくれる。

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ホオジロ雌

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ケアシノスリ


日本野鳥の会の創設者、中西悟堂氏は、少年時代縁側に居ると野鳥が肩や手に止まった、

と読んだような・・


そういう境地にはほど遠くても、きっと無心でいれば鳥と友達になれる。


だが現実の私は、いい瞬間を狙って写そうとつい欲を出し、ここだ!なんて思ってしまう。

すると鳥はさっと逃げる。ああ、またやった。

分かってても実行は難しく、何度も失敗。


これは修行ですね!


熱心さと無心、一見矛盾する2つを身に着ければ、きっと向上するんだろうな。

思い通りにならぬ鳥相手、どうすればいい写真が撮れるのかと、毎週思う。